ウルトラビジョン
このページを読んでいるような人にはウルトラビジョンの説明は不要かな?
知らない人のために。
知っている人は飛ばしてください。
輸入車のガラスって青かったり緑だったり色がついていますよね?
あれ、熱を反射するガラスなんです。
その熱反射ガラスに外観を似せようとフィルムを貼ると、今までは車検に通らない車になる事がほとんどでした。
交通安全週間の取り締まり対象にもなります。
そこに何年か前に画期的なフィルムがアメリカから登場しました。
フィルムを貼ってガラスに色が付くけど車検対応の透過率のフィルムです。
透過率とは光を通す割合です。 自動車は、フロントガラス・運転席ガラス・助手席ガラス・それぞれ透過率が70%以上である必要があります
最近の車は元々UVカット機能がついていたりして透過率が70%台のものもあります。
そこのフィルムを貼っても透過率が72~75%確保できることから人気になったんです。
ETCや地デジの電波に影響がないのも大きいです。
アルファードのフロントガラスにウルトラビジョン
早速、写真です。
よくある業者の写真や、SNSの投稿にある写真は“最大反射”の状態を写真に撮っていることがほとんど。
この写真の反射が実際の普段見る反射に近いでしょう。
写真左から
カメレオンライト(旧ミスティックライト)
カメレオンライトBL(ブルーライト)
クリマコンフォート
の順番で貼ってあります。
それぞれの透過率を見ていきましょう。
アルファードのフロントガラスにカメレオンライト(旧ミスティックライト)
一番左です。一番おとなしい感じですね。
貼るなら、これかな。
アルファードのフロントガラスにカメレオンライトBL(ブルーライト)を貼った際の透過率は73%
アルファードのフロントガラスにカメレオンライトBL(ブルーライト)
写真の真ん中です。
一番発色しているように見えます。
アルファードのフロントガラスにカメレオンライト(旧ミスティックライト)を貼った際の透過率は73%
アルファードのフロントガラスにクリマコンフォート
写真の一番右です。
クリマコンフォートが一番発色するように思っていましたが、実際に貼ると違います。
アルファードのフロントガラスにクリマコンフォートを貼った際の透過率は74%
今回の測定では、一番透過率が高く出ました。
アルファードのフロントガラスにウルトラビジョン。中からの視界は?
これが一番気になるところです。
【写真の一番右】カメレオンライト(旧ミスティックライト)
貼ってあるのかどうか。全く分からないですね。
これなら、カーナビの光がフロントガラスなどに反射して運転しにくい。
なんてことになる確率は低そうです。
【写真の真ん中】カメレオンライトBL(ブルーライト)
ちょっと黄色っぽく感じます。
慣れれば全く問題ないレベルでしょう。
【写真の一番左】クリマコンフォート
これが一番意外でした。
クリマコンフォートを貼った車の中からの視界は黄色っぽくなる事がほとんどでした。
他に、屋根なし駐車場保管では糊が浮いてくるなどの不具合もチラホラありましたが、
品質が改良されたタイミングで色味も変わったのか?
結局、どれを貼るのか?
今回の測定では、カメレオンライト(旧ミスティックライト)かクリマコンフォートどちらかでしょう。
あとは値段。
フロントガラス・運転席(三角窓含)・助手席(三角窓含)
何件か問い合わせた中で最安値の業者が
カメレオンライトBL(ブルーライト) 82,980円
クリマコンフォート 72,980円
カメレオンライト(旧ミスティックライト) 62,980円
作業時間は12時間ほど。
フィルムやコーティングの代金の9割は工賃(人件費)なので、探せばもっと安いお店はあるでしょう。
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